初めに
こんにちは!2年間オンラインを経験し、一度も自分の大学院に行ったことがない悲しき学生ロンです。
まだ中国留学勢はオンライン留学が主流なので、自分の経験が誰かの役に立ったらいいなと思い書くことにしました!
主観が多く入ってますがぜひ参考程度にご覧ください!
今回の記事のタイムライン
オンライン留学とは
オンライン留学とは
オンライン留学にも種類が二つあります。
本来留学で行けるはずの学生も渡航できずに母国で映像授業を受ける状態です。
「全ての学生がフルオンラインで授業をする状態」と現地の学生だけ対面、海外にいる留学生はオンラインの「ハイブリッド型オンライン授業」があります。
フルオンライン授業であれば、全員が同じ条件なので不満はありませんがハイブリッド型だと環境に差が出てしまいます。
先生もオンラインの学生とどう絡むか悩むし、グループワークや発表時大変で、現地の学生だけ良好な環境で授業を受けれるのがハイブリッド型授業です。
オンライン留学の辛い点
海外の文化や新しい発見、さまざまな経験をするために入学したのに何も経験できない
現地に行かないと海外留学の醍醐味が何も経験できないんですよね。楽しいことも辛いことも全部含めて留学なのでスタート地点にすら立ててないのが辛かったです。
語学力が相当な努力しないと伸びない
日本にいても環境整え次第で語学は伸ばすことができます。しかし、モチベーション維持や外国語に触れる機会が多いのは明らかに留学生活だと思います。語学の壁に多くぶつかり、改善する機会も多いのが現地での留学だと思うので、語学力を伸ばしづらいオンライン生活は厳しいですね。
居場所がないと感じてしまう
同じ所属の同級生がそばにいないので、授業や学校の話ができる人がいないのがきつかったです。
大学院生の中には、周りの友人は働いていたりするので、高校や大学の同級生の社会人トークについていけなかったり、「学生いいなー」、「学生は楽でしょ?」と話される人も多くいるのではないでしょうか。自分はそうでした( ; ; )
オンライン中は同じしんどさを共有できる友達と話したり勉強したりする時間が必須だと感じました。今ならSNSで繋がりできると思うので、最大限活かしましょう!
また、日本の大学に所属してるわけでもなく、会社にも所属していないとなると居場所がないと感じます。学校の図書館が使えないので、自宅以外での勉強場所が市民図書館とカフェになるのが個人的にしんどかったです。
音質が悪く言語以外の問題が出てきてしまう
言語や専門知識の悩み以外に問題が出てしまうのがオンラインのデメリットですね。
言葉を選ばず言うと本来悩む必要がない無駄な悩みが増えてしまうのがきついです。
大事なことを直接聞きに行けない
入学当初の手続き、各授業の分からないとこ、定期テストの内容、修士論文発表に関する内容全て教授や友人に一言聞けばわかることを聞けないのがしんどかったです。
教授に聞くならメールで、友人に聞くならWeChatでわざわざ聞かなければならない状況で2年間続けるのは迷惑かけてしまうのではと感じ申し訳ない気持ちになってしまいました。
友達ができにくい
元々大学院は友達を作る場所ではありませんが、グループワークでも明らかに避けられてしまったり、気にかけてもらえないのはしんどかったです。
また、現地で知り合うはずだった人と知り合えないのもきついですね。留学の醍醐味が味わえない中続けるのはその当事者にしか分からない厳しさな気がします。同じ入学試験を突破しているのに留学できる人とできないがいる不公平さがもうたまらなくきついです。(メンヘラ全開
オンライン留学のメリットは?
・起きてすぐ授業を受けられる
夜まで起きてても、昼寝して起きてもすぐに受けられるのはメリットでした。
・場所を選ばない
旅行しながら授業受けたり、バイト後カフェで授業受けたりできたのはよかったです。
・家が快適であれば最強
家に勉強環境が揃っていれば快適に過ごせます。私は整っていなかったのでデスクと椅子を改めて購入しました。
まとめ
全員がオンラインなら、授業を受けるだけならオンラインは最高だと思います。
日本の大学で受ける授業も仕事もオンラインの方が楽だと個人的には思います。
満員電車に乗らなくてもいいのは大きなメリットですね。
オンライン留学の数少ない利点を活かしながら充実させるには?
母国でインターン
起業をする人、フリーで働く人以外は会社に所属することになるので学生のうちに社会経験を積むのはとても良いことだと思います。
他の国に留学をしてみる
中国以外は基本的に受け入れを許可しているので第三国に行って留学してしまうのも一つの手だと思います。
ネックとしてはお金がかかり過ぎてしまうことが挙げられます。
のんびり授業を受けてやりたいことをとことんやる
長い時間使えるのを活かして、授業はやることだけやって趣味や好きなこと、挑戦したいことにチャレンジするのもいいと思います
実際にオンライン留学生活2年間中にやってよかったこと
外国人の多いシェアハウス入居
外国に行かなくても留学生活が経験できると考え入居しました。
とても良い環境でした。実際に、4ヶ月ほど入居していました。
一人暮らし
半年ほど住みました。
実家に比べ近所の騒音がなくとても良い環境でした。
一人の時間が多く作れ、最高でしたがお金がなく途中で止めることにしました。
就活に本気で取り組む
日本にいるからこそOB訪問や、会社訪問のインターン・本選考に参加することができました。
就職活動を頑張れば、卒業後楽しく働けたり良い待遇で働けるので頑張るのをお勧めします。
初年度の給与でも300-600万ほど差があります。
外銀、戦コン、GAFA理系職だと初年度から3年ほどで1000万円超えたりするらしいです。
夢がありますよね。
国内旅行をする
外国人観光客がいない今比較的どこの観光地も空いているので様々なとこに行くといいと思います!
コロナが落ち着いてから大阪・京都や沖縄へ旅行に行きましたが、日本はどこの県も魅力があって最高でした!
ワーホリに行く
自分は2ヶ月ほど行ってました。
英語が学べ、中国語を使う機会が多く時差も少ないのでオーストラリアのメルボルンを選びました。
とっても環境はよかったです。
自分は下調べの甘さ、スキルのなさ、研究との両立も難しい、お金も足りないという理由で、泣く泣く帰ってきました。
お金があればまた挑戦したいです!
ワーホリはオンライン留学中個人的には最もやってよかったことです。
まとめ
他の選択肢として、休学、入学延期等様々な方法があるので入念に調べて検討してみましょう!
最後に
主に考え方の問題ですが、以下のマインドはあまり持たない方がいいと思いました。↓
- 現地で生活した方が良いのになあと思ってしまう
- 環境のせいではなく自分の能力が足りないからと卑下してしまう
- 現地の学生と比べてしまう
- いつになったら行けるんだろうと考えてしまう
解決できない問題はなるべく考えず、今できることをやっていきましょう!!
しんどいことばかりですが、充実した時間を過ごせるようできることから少しずつやっていきましょう!!