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初めに
今回はHSKネット試験を勧める理由を書いていきたいと思います。
最初に私は今までHSK4級、5級、6級を受験しました!
HSK4級は日本で筆記試験を
HSK5級は中国で筆記試験を受けました。
HSK6級はともに日本で、筆記試験・ネット試験を受験しました。
その経験をもとにネット試験はどのようにして受験すればいいのか。何を準備するのか。
気をつけるべきことは何か体験談をもとに話していきたいと思います。
ネット試験とは
HSKネット試験は筆記試験と違い、試験の本番日1週間前に模試を受験することができます。(2019年6月時点)
この配慮は大変ありがたく、ネット試験ってどうやって受験するんだろ?心配だな〜と考えてた私の不安材料を打ち消してくれるものでした。模試では写作部分の点数は出ませんが、どのように試験を受けるのか、流れを知ることができます。
听力,阅读部分はちゃんと点数がでます。試験の本番日1週間前の試験なので、本番の試験でもこのくらいの点数なんだろうなと自信を持つことができました。
ちなみに模試では、听力80阅读66→本番は听力86阅读67でほとんど差はありませんでした。点数は正確に出ますね!
筆記とネット試験の違い
・听力部分は大きい会場でラジカセの音声を受験者大勢で聞いて解く
・阅读部分は紙媒体をめくりながら問題を進めていく
・写作部分は問題用紙を配られて10分間暗記→指定の用紙に作文を書いていく漢字が書ければ読み方がわからなくても答えられる
・听力部分1人一台パソコンが与えられる。専用のヘッドフォンを装着し、問題を解く。問題の答えはパソコンに入力
・阅读部分パソコンの画面に出る文章を読んでいく。とにかく目が疲れる
・写作部分問題用紙を10分間記憶し、パソコン入力で受験する。漢字を書けなくても問題文の読み方が分かれば答えることができる
筆記試験とネット試験で最も違うことは写作部分ライティングパートがペンで書く筆記試験とコンピュータによるピンイン入力でしょう。
私がネット試験で最もやっておけばよかったなと思うことは、漢字とピンインを結び付ける作業です。
この中国語を見て意味は分かる!けどピンインが分からない…そんなことが試験中にありました。
ピンインが分からないとネット試験では回答することができません。
では、そんなことにならないために何をしたら良いのでしょうか?
僕なりのオンライン試験対策の答え
チャットアプリとして、ハロートークをお勧めします。
簡単に言うと言語交換アプリです。正しく使用すれば、中国語の勉強に最適なアプリです。ハロートークのアプリを運営している会社の関係者から話を伺ったのですが、日本語を学びたい中国人に比べて中国語を学びたい日本人は多くないそうです。つまり、中国語を学びたい日本人にとって最高な環境な訳です!
タイムラインに質問を投稿するだけで、何人ものネイティブスピーカーが質問に答えてくれます。気があう人がいれば個人チャットでお話することもできます。
僕も現在も中国語で分からないことがあれば質問したりしています。質問に答えてもらった人には日本語の勉強に付き合ったり、日本語の問題を教えてあげると言語交換パートナーとして、長く楽しくやっていけるのでおススメです!
最後に
実際HSKネット試験を受験した時に感じたことは、試験内容と関係ないですが、ネット試験の係員の人が本当に優しくて良い人でした。模試の時から本番の時まで全力で応援してくれる熱意が伝わりました。そして、受験者全員に配慮する姿勢を感じました。
HSKも殆どがネット試験受験になるということで不安な人がいるかもしれません。
しかし、今まで勉強してきた積み上げのあるみなさんであれば多少の試験形態の違いがあれど期待通りの結果が出せると思います。
自信を持って頑張ってください!
HSKの勉強法についてはパート別に分けて詳しく解説しているので、そちらをご覧ください!