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HSK6級リスニング対策【86点取れた中国大学院生の勉強法とは?】

始めに


今回は難関であるHSK6級リスニングパート攻略の助けとなる記事を書きたいと思います。

私は中国語を流暢に喋れるわけではありません。


高得点を取れたのは、ただテストの傾向を掴み、攻略するのがうまかったのだと考えています。
勉強法は人それぞれ合う合わないがあるので良いと思った部分だけ参考にしていただきたいです!

HSK6級のリスニングパートを苦手にしている人は多いと思います。
実際にHSK6級に受かっている人でリスニングパートの点数が一番高い人は稀です。


一般的な日本人の中国語学習者はリーディングパートの点数が1番高いです。
一方、私はうまく傾向対策を取ったことで、リスニングパートが最も高い点数でした!

今回は、大学から中国語の勉強を始めた一般人である僕がなぜリスニングで86点を取れたのか、どんな勉強をしたのか実体験をもとにシェアしたいと思います。
HSK6級リスニングはどんな問題?

HSK公式サイトから引用:https://www.hskj.jp/level/w_6/


ここでみてほしいのが、リスニング問題は、音声が一度しか流れないということです。


少しでも気が緩むと大切な部分を聞き逃してしまい問題が解けません。時間も35分間と長いです。
留学中の人や普段から中国語を使う人からしたら問題ありませんが、日本にいて普段中国語を勉強しない人はしっかり対策しましょう!

使用した教科書はこちらです


各パートの分析→対策

パート1:


ここのパートは8割ほど正解したいところ。


選択肢を先読みし、放送される短文を集中して聞くべし。


選択肢の意味がわからない場合は単語の勉強をしてください。


単語の勉強をするときは、音声、ピンイン、漢字、意味を合わせて覚えるようにしましょう!

パート2:


ここのパートは難しいです。
インタビュー問題でとにかく放送時間が長い・・


しかも一つの音声で五つの問題を解かなくてはいけません。


何度も過去問を解いて、問題文の長さに慣れましょう。


基本的に音声で流れている順番で選択肢を選ぶことができます。


わからない問題は飛ばしながら、順番に解いていきましょう。
少しでも選択肢の意味がわからなかったらその問題は解かない気持ちで私は解いていました。

パート3:


このパートはパート2と比べるとまだ優しいです。


注意として、問題文をしっかり聞いてください。


ほとんどが3問の問題ですが、まれに4問出題される問題があります。


意識していないと一問落とすことになってしまいます。
ちなみに私はパート3だけを特別勉強するということはしませんでした。


勉強法


この章では、僕が実際に行ったHSK6級リスニングパートの勉強法を公開していきます!

  • 精読
  • ディクテーション
  • 中国語の音楽を聴く
  • 道で歩きながら問題文の音声をリピート

大きく分けると、この4つを行いました。


そしてその勉強法を行う際に具体的にはこのように勉強を進めていました↓

初見の単語はメモ帳に記入(自分オリジナルの単語帳を作る)
・音声を携帯や音楽プレーヤーに入れて電車で聞く
・ディクテーション・精読時わからない単語にはピンインを振る

リスニングパートで精読なんてする必要あるのか。気になりますよね?実はリスニングは中国語の音慣れ+語彙力で点数を上げられるのです。

リスニングが解けない理由

リスニングの問題が解けない人は大きく分けて3つの理由があります。
1.音声の速さについていけない
2.音から意味が理解できない・語彙力不足(HSK6級レベルの単語、文法が文字で見てもわからない)
3.答えを見ても語彙がわからない

私は1度目の受験時全くリスニングパートで点数が取ることができませんでした。
最初は音声の速さについていけてないのだと考え、がむしゃらに模試を解き音声の速さに慣れようとしました。
しかし、点数は全く伸びませんでした。

そんなある日、解説を眺めていて気づきました。
「あれ…この単語ってどういう意味だ⁇」
「こんな文法あるの⁇」

音声の速さではなく語彙力の問題だということに気がつきました。


それからはリスニングパートの模試を解き終わった後、リスニングの問題文を復習。ピンイン・意味を一文字ずつ確認していきました。
私は選択肢の中国語すら全く分かっていなかったのです。


リスニングの問題を解く時に最も大切なことは、選択肢の中国語は一瞬で見て意味を理解することです。


選択肢の中国語はある程度パターンが決まっているので、意味を理解し、数をこなせば一瞬でどんな問題か理解できます。

そして、有利に試験を進めることができます!


最後に


試験のテクニックは実用的な中国語力に繋がらないと思う人もいるかもしれません。
そんな人は、まずHSK6級を取得してから実用的な中国語をどう学んでいくか考えましょう!


HSK6級は実用的な中国語を学びたい人の基礎固めにぴったりです!
しかし、実際にHSK6級で8割を超えたからと言ってネイティブの中国語を全て聞き取れるかというとそんなことはありません。

私自身、ネイティブと会話して、ん?どういうこと?となることは多いです。
音が聞き取れれても語彙力が足りないと実感しています。
実用的な中国語を身につけたいのであれば、HSK6級合格以降も勉強を続ける必要があります。

自由に中国語を勉強するためにも短期間で集中的に勉強してHSK6級、合格してしまいましょう!!
皆さんの試験結果がうまくいくことを願っています^ ^
頑張ってください!

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